ドッグフードで病気予防!

ダイエット用のドッグフード

愛犬が獣医師などにダイエットを進められた場合、飼い主としてできることとはなんでしょうか。
肥満を放っておくと、年齢を重ねるにつれ病気をひきおこしやすくなる可能性もあり、飼い主としてはきちんとケアしてあげたいですよね。
運動の他に、ダイエット用のドッグフードで対応することができる場合があります。
ここでは、ダイエット用のドッグフードの種類や、食べさせたほうがいい犬の特徴についてご紹介したいと思います。

犬が一日に必要とするカロリーの基準とは?

犬が一日に必要とするカロリー量は、体重、年齢、避妊・去勢の有無、一日の運動量などによって異なります。
環境省の飼い主のためのペットフード・ガイドラインでは、必要量について以下の算出方法を提示しています。

一日に必要なカロリー量 = 体重(kg)の 0.75 乗 × 係数(注1)

(注1)係数:離乳期 274、成長中期 200、成犬期 132

以下は同ガイドラインによる体重別参考値の一例となります。

成犬の一日に必要なカロリー量

・5キロ 441kcal
・10キロ 742kcal
・15キロ 1,006kcal

ただし、愛犬の状態により必要量は異なってくるため、この基準値に従っていれば大丈夫だということにはなりません。

愛犬にダイエットが必要かどうか見分けるひとつの基準として、ボディコンディションスコア(BSC)という指標があります。
これは、愛犬の肋骨や腰回りを確認することで、体型を5段階に評価するというものです。
BSC判定で4~5の評価となった場合、健康に害があるとされ、ダイエット用のドッグフードへの移行を検討してもいいといえそうです。
この評価となるのは、犬種や体格などにあった理想体重の107%以上の体重となる場合で、肋骨まわりが脂肪で覆われ、肋骨に触れることができない程度の体重過剰状態です。
ただし、「理想体重」といっても犬により異なるため、愛犬の体型について不安がある場合には、ドッグフードの変更について医師に相談することをおすすめします。

ダイエット用ドッグフードの「ここがちがう」

では、ダイエットドッグフードとそれ以外のドッグフード、なにがちがうのでしょうか。
ダイエット用のドッグフードは低脂肪でカロリーが低いつくりとなっています。
また、食物繊維が多く含まれ、腹持ちがいいものも多いです。
ただし、販売されているダイエット用のドッグフードの中には、低品質なものもあり、カロリーだけでなく必要な栄養素が不足している場合もあるため注意が必要です。
そして、ダイエット用のドッグフードには大きくわけて2つの種類があります。
愛犬の状態によってつかいわけたいため、その違いについて確認してみましょう。

ダイエット用ドッグフードの種類その1 減量用

減量用とよばれるドッグフードは、低脂肪、低カロリーなことが特徴です。
炭水化物や食物繊維が多く含まれているため腹持ちがよく、与える量を極端に減らす必要がないことがメリットです。
減量用のドッグフードは、以下のような場合におすすめです。
・肥満と診断された
・獣医と相談のうえ減量の必要がある

ダイエット用ドッグフードの種類その2 体重維持用

体重維持用のドッグフードは、減量用ほどではありませんが、カロリーをおさえて作られています。
そのほか、脂肪分と食物繊維の量が減量用より少なくなっている点で違いがあります。
体重維持用のドッグフードは、以下のような場合におすすめです。

・毎日の運動量が少ない
・避妊去勢手術の経験がある
・ドッグフードパッケージ記載の適量を与えても、少しずつ体重が増える

毎日の食事であるドッグフード、間違えた判断で愛犬を栄養不足におちいらせないためにも、変更に迷った時には愛犬の状態を医師に相談することが賢明です。
また、適度な運動などと並行して取り入れることで、無理なくダイエットを行うことができ、愛犬へのストレスも軽減できるかもしれません。
さまざまなダイエット用ドッグフードが販売されているからこそ、高品質なドッグフードを選び、与えてあげたいですよね。